わーい、明日から「新ミス・マープル」の一挙放送だぁ(棒読み) [アガサ・クリスティー]
午後5時から放送です。
お間違いなく![[exclamation]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/158.gif)
なぜ(棒読み)かというと![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
このシリーズには期待していないから![[爆弾]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/154.gif)
でも、その分。意外に楽しめるかも(^_^)3
まず、この新ミス・マープル(Agatha Christie's Marple)。
シーズン3まではマープルをジェラルディン・マクイーワンさんが演じていましたが、今回のシーズン4、5ではジュリア・マッケンジーさんに女優が交代しています。
理由は分かりません。(単純に体力的なもの?)
マクイーワンさんはお元気で、彼女のホームページによれば、最近でも"Arrietty 借りぐらしのアリエッティ 英語版" (Pal/Reg. 2)の吹替(現在、アメリカ上映中の≪北米版≫ではない)も担当されています。
話を戻して、新ミス・マープル。
このシリーズの特徴は<改変>( ̄^ ̄)
もちろん、21世紀に製作するわけですから、現代にも通じる訴求点を盛り込むのは大いに結構。
極端な話、原作のエッセンスだけ取り上げて大幅に改変したとしても、見終わって、
「ああ、クリスティーだな( ´−`)」
と視聴者に思い込ませれば、それは成功作品と思います。
しかしながら。
現代的要素を強調するあまり、犯人設定まで変えてしまうなんて本末転倒![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
(例;『書斎の死体』)
・・・ま、Wikipediaによれば、今回の「マープル物」は比較的原作に忠実のようだから、期待しよう(^.^)
(その分、「非マープル物」の改変は著しいようだが(ーー;))
そう。
もう一つの特徴は、<非ミス・マープル物のマープル化>( ゚Å゚;)
そりゃ、ポワロに比べてマープルは作品数が少ないですよ。
そして、ミス・マープルの長編12作はBBCによって全て映像化され(ジョーン・ヒクソン主演のミス・マープル[完全版]DVD-BOX 1、DVD-BOX 2)、万人にとって完璧ではないにしろ、概ね好評だから、このBBCのシリーズとは視点を変えたアプローチをしたいのは分かりますよ。
『ゼロ時間へ』。
これはシリーズの中では比較的上手く映像化した類に入ると思います![[TV]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/77.gif)
ただ、面白かったのは原作がいいから、当然と言えば当然で。
原作での探偵役はバトル警視ですが、それをミス・マープルに置き換えることで。。。
終盤、最も盛り上がるシーンがあるのですが・・・。
「アレ」は、ミス・マープルには無理でしょヾ(・∀・;)オイオイ
相手がよほど貧弱で(そうは見えない)、よほど油断してたのか、あるいはマープルがその外見とは裏腹な怪力の持ち主であるなら別ですが![[パンチ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/153.gif)
放送前から文句ばかり書いてますね(;´∀`)
とりあえず、今回の放送作品の紹介を始めますか(._.) φ
午後5時、NHK BSプレミアムです。(90分程度)
3/19(月):ポケットにライ麦を A Pocket Full of Rye
この作品は、ざっとしか読んでいなくて、しかもその記憶が曖昧なYuseumですが(..;)
ジョーン・ヒクソンのシリーズにも、もちろんこの作品はありますが、この映像作品は著作権か何かの問題で、前のミス・マープル DVD-BOX(字幕版)には、これだけ欠けていたんですよ。
…だから、YuseumはVHSビデオからDVD-R
にダビングして、チャプター付けをしたことは覚えてますf^_^;
タイトルは童謡「マザーグース」の歌詞より。
3/20(火):殺人は容易だ Murder is Easy
原作は非マープル物。
・・・やっぱり、列車の中の老婦人に会うのはミス・マープルなのね![[電車]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/30.gif)
どうなることやら( ^.^)( -.-)( _ _)
これは、過去に米CBSがテレビ化していまして(なぜか「ロンドン殺人事件」というタイトルだったようだが)、日本では『殺人は容易だ』[VHS]がありますが、DVD化はされていないです。
原作は読んだことがないYuseum(クリスティーのノン・シリーズ物はあまり読んでいない(__;))ですが、この映像作品は過去にスカパー!で放映されていまして、それはなかなか面白かったです(^^)v
3/21(水):なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? Why Didn't They Ask Evans?

なぜ、エヴァンズに頼まなかったのか? (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
- 作者: アガサ クリスティー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2004/03
- メディア: 文庫
原作は非マープル物。
これも過去に映像化されています![[右斜め下]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/89.gif)
![おしどり探偵[完全版]VOL.7 [DVD] おしどり探偵[完全版]VOL.7 [DVD]](http://ecx.images-amazon.com/images/I/2124SQGHJHL._SL160_.jpg)
おしどり探偵[完全版]VOL.7 [DVD](英国オリジナル版)
- 出版社/メーカー: ハピネット・ピクチャーズ
- メディア: DVD
冗長で、、、というか実際、時間的に長い作品(オリジナルが188分)で、イマイチ覚えていない![[たらーっ(汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/163.gif)
3/22(木):魔術の殺人 They Do It with Mirrors
これは、原作読んだ気でいたけど・・・読んでないや![[どんっ(衝撃)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/161.gif)
この作品は、ジョーン・ヒクソン版の他にもヘレン・メイズがミス・マープルを演じた<ミス・マープル>『魔術の殺人』 [VHS]もあるんです。
こちらもYuseumは見たことがあるので、すっかり原作は読んだ気分に。
ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、
なお、ヘレン・メイズさんは、先に挙げた『殺人は容易だ』[VHS]において「列車の中の老婦人」も演じています。
オリエント急行の殺人(名探偵ポワロ) -After- [アガサ・クリスティー]

オリエント急行(笑´∀`)
ドラマ版では右から左へオリエント急行が走る姿が目立ちましたが、これ↓に合わせて反転しましたw
本題に入る前に。
この偉大なるTVシリーズ「名探偵ポワロ」も23年目となり、四半世紀近く愛されるロング・シリーズとなりました![[TV]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/77.gif)
そして、今年の秋頃より以下の5作品が制作される予定です。
『カーテン』が作られるので、いよいよ「名探偵ポワロ」もファイナル・シーズンとなります。。。
ポワロを演じてきたデヴィッド・スーシェ David Suchet さんも以前、
「65歳には引退したい。」
と仰っており、今年66歳になりますので。
ということで、戯曲『ブラック・コーヒー』と短編『呪われた相続人』The Lemesurier Inheritanceを除いて、クリスティーが書いた全てのポワロ作品が映像化されることになります。
(他にポワロが登場する短編はありますが、いずれもそれを原型に拡大化した短・中編があり、それらは既に映像化済み
)
『ブラック・コーヒー』Black Coffeeは戯曲だから、映像化しないのかな?
(なお、クリスティー研究家の手によるブラック・コーヒー (小説版)もあります。)
『呪われた相続人』は、日本では「教会で死んだ男」(短編集)に所収されていますが、なぜ映像化されていないのかは謎。
テレビ版 名探偵ポワロにて、当時(「ニュー・シーズン」になる前)のプロデューサーであるブライアン・イーストマンが、全ての短編を映像化したように話しているから、完全に抜け落ちたのでしょう![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
ちなみに、ブライアン・イーストマンは1995年時点で、『カーテン』は2000年くらいに作られるだろう、と考えていましたが、実際は10年以上待つことになりました。
それは、彼が創立し「名探偵ポワロ」を製作してきたカーニバル・フィルムズが、1997年にオーストラリアの会社に売却され、そして、2001年(名探偵ポワロ DVD-SET8)をもって、製作から離れたことが一因と思われます・・・。
さて。
『オリエント急行の殺人』です。
パレスチナで事件を解決したポワロはイギリスに戻るためオリエント急行に乗車。列車には国籍も階級もさまざまな人々がいた。そのなかのひとり、アメリカの富豪ラチェットが刺殺死体で見つかる。
原作はこちら![[右斜め下]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/89.gif)
-Before-にも書きましたが、賛否両論が出ることは分かっていました(・・)(。。)
偉大なる原作に加えて、偉大なる映画『オリエント急行殺人事件』(以下、「映画版」)もある![[カチンコ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/167.gif)
おかげさまで、
放映直後は拙ブログもいろいろ参照されたようで(..;)、翌週はSo-netブログテーマ「本」で1位のアクセスになってたりして、反響の大きさにびっくりしました(゚ロ゚屮)屮

記念に(^^)v
予め、今回のドラマ版に対する自分の感想をまとめておきます。
- 今回のドラマ版は、自分の中では「あり」。
実に65作品目の「名探偵ポワロ」であり、後ろに『カーテン』がチラチラ見えている以上、こういう「テーマ」になるのは、ある意味当然の帰結である。 - しかし、その作り方が上手だったか、といえば、あまり上手でない。
「89分」で『オリエント急行の殺人』を製作するにはあまりにも短すぎるが、「テーマ」を重視しすぎて「謎解き」を大きくカットしたため、ミステリとしては何だかよく分からないものになってしまった。 - 原作においても、ドラマ版においても、最後のポワロの「真意」が分からない。
以下、「ネタバレあり」で感想を述べる前に。
これまで、「名探偵ポワロ」は長編29作、短編36作が製作されていますが、オープニングの英字タイトル画面。
たいていは「アールデコ」調なフォントで統一されています。
(名探偵ポワロ 全巻DVD-SETに比べて、「ニュー・シーズン」ではやや丸みを帯びていますが。)
例外は3つ。
『スタイルズ荘の怪事件』(名探偵ポワロ DVD-SET3):Times Italicみたいな感じ。
『ナイルに死す』(名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 1):Times Boldというかホラー映画のタイトルみたいな赤字。
そして、今回の『オリエント急行の殺人』。
『スタイルズ〜』は実質的な「名探偵ポワロ最初の事件」であり、後2つは大ヒットした映画作品がある。
だから、このフォント変更は製作スタッフの気合いみたいなものでしょうか。。。
Yuseum、「分からない」のでダラダラとまとまりのない文章を書いていますが、ご容赦を(__)
後は、本作のネタバレにつながるので、これから下の文章を読むときはご注意を!
ハロウィーン・パーティ(名探偵ポワロ) [アガサ・クリスティー]
「名探偵ポワロ」ウィーク第三夜。
昨日の放送は、『ハロウィーン・パーティ』。
田舎町の家でハロウィーン・パーティーが開かれ、ポアロの知人の推理小説家アリアドニ・オリヴァの姿もあった。楽しい時間を過ごすなか、少女ジョイスが突然「殺人を見たことがある」と言いだす。
原作はこちら![[右斜め下]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/89.gif)

ハロウィーン・パーティー (ハヤカワ文庫―クリスティー文庫)
- 作者: アガサ・クリスティー
- 出版社/メーカー: 早川書房
- 発売日: 2003/11/11
- メディア: 文庫
個人的に、この原作は起承転結の「起・転・結」は悪くないけれど、「承」が良くない作品。
とにかく、アガサ・クリスティーの保守思想が至る所に表れ、(いや、その思想に対して個人的に同意する点は多いけれど、、、)過去への郷愁、現在(この作品が発表されたのは1969年)への不平・不満、そして、何と言っても「精神障害者による犯罪」への言及があちこちに書かれていて、かなり辟易します(;´Д`)
そして、この物語を支配する幻想的な雰囲気、やたらと多い登場人物や<レッド・ヘリング(赤い鰊)>、つまりミスリーディングで、すっかりゴチャゴチャになってしまい f^_^;
だから、今回のドラマ版ではその辺りがどの程度整理されているのかを楽しみにしていました。
今回の事件は、クリスティー後期の作品によく見られる<回想の殺人>がテーマになっています。
原作では、オリヴァ夫人から事件を知らされたポワロは、まず事件の現場「ウドリー・コモン」に隠居しているスペンス元警視を訪れ、その後、彼の妹エルスペス・マッケイとともにウドリー・コモンの過去の事件を洗い出しますが、このドラマではスペンス警視も彼の妹も登場しません。
スペンス警視と言えば、『マギンティ夫人は死んだ』(ドラマ版:名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 3)に登場する警視さん(で、この物語にはオリヴァ夫人も登場します。)
『満潮に乗って』にも登場するスペンス警視ですが、実は、原作的には『マギンティ夫人は死んだ』と『満潮に乗って』(名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 2)に出てくる「スペンス警視」さんは別人。
ドラマ版では同一人物です(^_^;)
今回のドラマで登場する地元警察のラグラン警部は原作にも登場しますが、ドラマでは最初、ポワロに非協力的。
それが、
「上の方の伝手(つて)=ロンドン警視庁」
により、ポワロに(渋々ながら)協力するようになります。
この伝手は、「ロンドン警視庁犯罪捜査課の元高位警察官」であるスペンス警視のことでしょう。
さて、ドラマではスペンス警視も彼の妹も出てこないので、過去の事件の回想は何やら不気味なグッドボディ夫人とともに行われます。
回想された事件は3件。(原作では4件。)
殺された少女ジョイス・レイノルズは、果たしてどの殺人を目撃したのでしょうか・・・?
原作では、殺された少女ジョイス(13歳)には姉と弟がいる設定でしたが、このドラマでは兄一人です。
姉の有無はさておき、弟よりは兄の方がいいでしょう。
原作のように「弟」だと・・・
(後述)
造園師マイケル・ガーフィルドの手による「庭」は、原作ではアイルランド的で「妖精によって造られた地」のような雰囲気がある石切り場園(クオリ・ガーデン)であり、それまでポワロが偉大な傑作と認めてきた形式的な美とは全く異質な庭園である。
…にも関わらずポワロは感嘆しますが、今回のドラマでは正にポワロ好みの幾何学的な庭園でした。
そのせいか、ドラマには「井戸」がなかったですね。
少し残念。
ロウィーナ・ドレイク夫人を演じたデボラ・フィンドレイさんは、見てすぐに分かりました(^^)v
「あっ、シャーロック・ホームズの冒険[完全版] DVD-SET6『ボール箱』のサラさんだ。」
と。
(15年くらいの年月が経過していますが、特徴的なお顔立ちなので(^^ゞ)
また、面白い雰囲気を醸し出していたドレイク夫人の娘&息子は、ドラマオリジナルのキャラクター。
冒頭でのハロウィーンの描写は興味深かったです![[モバQ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/124.gif)
原作に出てくる「リンゴ食い競争」(「アップルボビング」と言うんですね)や「スナップ・ドラゴン」(ぶどうつまみ;ブランディが燃えている皿
から、ぶどうを取って食べる遊び)がどういうゲームなのか、いまいちイメージが沸かなかったので(^。^)
ただ、もう少し「リンゴ」を絵的に強調してほしかったなぁ。
また、同じく原作にあったポワロの「エナメル靴」についての描写があったのも、よかったです(・Ω・)/
(吹き替えでは「革靴」でしたが。)
後は、本作のネタバレにつながるので、これから下の文章を読むときはご注意を!
複数の時計(名探偵ポワロ) [アガサ・クリスティー]
今週は「名探偵ポワロ」ウィークです。
昨日の放送は、『複数の時計』。
ポワロのもとにMI6に所属するコリンが協力を求めてくる。コリンの恋人フィオナは機密書類を盗んだ同僚を尾行し命を落とした。一方、派遣秘書のシーラは仕事に呼ばれた家で男の死体を発見する。
昨晩見終わったときのYuseumの感想は、
「はぁ。やっちゃったなぁ〜。」
でも、ネットで見る限り、今回のドラマの評判はそんなに悪くないようですね。
ならば![[exclamation]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/158.gif)
是非、原作も読んでみてください![[exclamation×2]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/160.gif)
Amazonのレビューを見ても分かるように、原作の評価は非常に悪い(__*)
(もちろん、傑作・佳作の部類ではないけれど、それにしても悪い。)
おそらくそれは、
- 人物や事件、建物の位置などが複雑に絡み合っているので、とても分かりにくい。
- その上、冗長である。(クリスティー文庫で500ページ近くもあり、クリスティーの長編でも長い部類。)
- 「複数の時計」の意味するところが、原作では・・・(後述)
が原因だと思われます。
今回のドラマは原作のポイントを簡潔にまとめて、ある意味ではスッキリさせており、皆さんもだいたいの内容は分かったと思いますので、この機会に原作の一読を。
原作では、今回のドラマで取り上げられなかった、
「エルキュール・ポアロの推理小説講義」
がありますので、それだけでも面白いですよ![[わーい(嬉しい顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/140.gif)
原作は1960年代の作品であるのに対し、「名探偵ポワロ」のドラマはだいたい1935年前後に時代を設定していますので、いろいろ改変しています。
本作では「スパイ事件」が絡んでくるわけですが、原作は<米ソ東西冷戦状況>が背景にあるのに対し、ドラマでは<第二次世界大戦前のナチス・ドイツの台頭>が背景になります。
まず、コリン・レイス。
原作では「コリン・ラム」という名前(もっとも、これは偽名)ですが、今回のドラマでは秘密情報部のレイス大佐の息子という設定になっています。
レイス大佐と言えば『ナイルに死す』。(ドラマ版:名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 1)
原作では、『ひらいたトランプ』にも登場するのですが、ドラマ版(名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 2)には登場しません( ´−`)
まあ、レイス大佐の息子という設定には異論を唱えませんが(・・)(。。)
今回のドラマでは、コリンの同僚で恋人のフィオナ・ハンベリーが登場しますが、フィオナはドラマ・オリジナルのキャラクター。
彼女はスパイ事件の調査中
に命を落とします![[がく~(落胆した顔)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/142.gif)
そして、コリンは彼女の死ぬ直前の電話
に真剣に取り合わず、賭け事に興じていました…![[ふくろ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/168.gif)
これだと、コリンが「愚かな奴」だろヾ(゚Д゚ )ォィォィ
原作のコリンは、同僚の残した謎の記号「
M61」(ドラマでは、これをフィオナが残している)の意味を探るべく、ウィルブラーム新月通り(クレスント)を調査していると、ミリセント・ペブマーシュの家からシーラ・ウェブが飛び出してくる、という「劇的な出会い」をするわけで、ドラマ版もその通りなのですが。。。
原作のコリンは、それまで女性に特に興味を持たなかったんですね。
そして、シーラにだんだん好意を持つようになる・・・
という展開。
ドラマ版を見た方は、
「フィオナを失って間もないというのに・・・、早すぎないか、コリン?!」
と思った方も多いのでは(´Д`υ)))
別にフィオナという女性を設定しなくても、
死んだ同僚は男性で、コリンの親友
とキャラ設定すればよかったんですよ。
その設定でも、コリンは苦悩できるわけだし。
「
M61」の謎については、目の肥えた皆様ならすぐ分かるでしょう![[ひらめき]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/151.gif)
(エラリー・クイーンの某作にもありますよね(^^))
ちなみに、コリン・レイスを演じたトム・バークさんは、「シャーロック・ホームズの冒険」の初代ワトスンを演じたデヴィッド・バークの息子さん(≧◇≦)
そして、「名探偵ポワロ」データベースによれば、
- デヴィッド・バークは、『ヒッコリー・ロードの殺人』(名探偵ポワロ DVD-SET7)にてスタンリー卿を演じた。
- その奥さんのアンナ・コルダー・マーシャル(トム・バークの母親)は、『葬儀を終えて』(名探偵ポワロ ニュー・シーズン DVD-BOX 2)にてモード・アバネシーを演じた。
なんですね。スゴイ(; ・`д・´)
後は、本作のネタバレにつながるので、これから下の文章を読むときはご注意を!
三幕の殺人(名探偵ポワロ) [アガサ・クリスティー]
今週は「名探偵ポワロ」ウィークです\(~Ω~)/
4作品が日本初放映![[TV]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/77.gif)
![[exclamation]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/158.gif)
放映に先駆け、DVD-BOXも絶賛予約中![[CD]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/79.gif)
そこで、今日から4日間、(たぶんw)ブログを更新します(>Д<)ゝ
昨日は、『三幕の殺人』が放送されました。
ポワロは友人の元俳優、サー・チャールズのパーティーに招かれる。その席上で老牧師がカクテルを飲んだ直後に急死。1か月後、チャールズの親友の医師がほぼ同じ客を招きパーティーを開くが…。
原作はこちら![[右斜め下]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/89.gif)
以前、拙ブログに書きましたが、この作品の英版と米版では第二の殺人の犯罪動機が異なります
(リンク先;ネタバレ注意)
今回のドラマは、(当然ながら)英版に基づいていました。
ドラマはたった1時間30分しかないので、いろいろ割愛されてはいましたが、ほぼ原作に忠実に作られていました。(特に後半30分。)
大きな割愛点は、本作の準主役である元俳優チャールズ・カートライトのパトロンであるサタースウェイト氏、そして、パーティーの招待客であったアンジェラ・サトクリッフがいないことになりました。
サタースウェイトさんは仕方ないです。
原作では、主にサタースウェイトさんの立場で話が進行しており、チャールズとエッグ、サタースウェイトが「探偵ごっこ」を始めます。
ポワロさんは第一の「殺人かも?」の現場には居合わせますが、その後少し退場し、しばらくして3人と再合流するような感じ。
したがって、原作通りに話を構成すると「名探偵ポワロ」の活躍機会が減少しますので、仕方ないです(;´Д`)
(『鳩のなかの猫』と同じパターンですね。)
ただ、そのために…(以下、ネタバレに近づくために後述。)
アンジェラさんがいないのも、まあ仕方ない。
原作では、チャールズの元恋人的なアンジェラの存在により、エッグがかなり嫉妬するわけですが(-_-)、そこまで描くと1時間30分の尺には収まらない。
実際、今回のドラマ。
最初はものすごく駆け足で進行します。
ただ、後半をきちんと描くためには、仕方がないです。
後半は原作を忠実に再現していたと思います。
トランプタワーが出てきて感動![[ハート]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/80.gif)
![[スペード]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/81.gif)
![[ダイヤ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/82.gif)
![[クラブ]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/83.gif)
(いや、これがないと話が進行しないのですけれども(^^ゞ)
エッグがトランプタワーを吹き飛ばすんじゃないかと、冷や冷やしましたw
原作にはなかった要素として。
バビントン牧師夫妻の息子ロビンの存在が、口頭で述べられていましたが・・・。
結局、お話とあまり結びつきませんでしたね^_^;
ミスリードが目的だったのか、男たちを嫉妬させるための存在だったのか(´ε`;)
あと、ミルレーさんのお母様については・・・(苦笑)
まあ墓地のシーンがあったから、いいのですが![[あせあせ(飛び散る汗)]](http://blog.so-net.ne.jp/_images_e/162.gif)
ポワロの執事である最近の準キャラクター、ジョージは今回の原作には出てきません。
でも、ドラマにてその姿を見かけたときは、なんかホッとするものがありましたね( ´−`)
また、解決編の前のポワロの台詞。
「ポワロ劇場をお届けしましょう。」
二カ国語で録画していなかったので、オリジナル(英語)はどういう台詞なのか?ですが、この言葉を聞いて( ̄ー ̄)ニヤリとした人も多いのでは。
ポワロの吹き替えは皆さんご存じの通り、熊倉一雄さん。
熊倉さんと言えば・・・ヒッチコック劇場(^J^)
そして、原作では関係者≪全員≫は集めないのですが、「名探偵ポワロ」においては関係者全員を集めて最後の推理を披露するのが通例。
「名探偵ポワロ」のエッセンスを上手く入れているのもよかったです。
後は、本作のネタバレにつながるので、これから下の文章を読むときはご注意を!












♪





